交通事故・後遺障害
交通事故のけがで症状が残る外国人が確認したいこと
この記事の要点
病院へ行き続けても、痛み、しびれ、動かしにくさ、忘れやすさなどが残ることがあります。体の悪いところを医師へ伝え、病院の記録と、生活や仕事で困っていることをまとめておくと確認しやすくなります。
この記事は、法律に関する一般的な情報をまとめています。個別の事情に対する法的判断や見通しは、資料や経過を確認する必要があります。
監修・執筆: 近藤 良 · 広島弁護士会所属
登録番号 68207
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症状の変化を時間の順番で記録する
事故のすぐ後から今まで、痛み、しびれ、動かせる範囲、めまい、記憶や集中力などの症状がどう変わったかを記録します。症状がある体の場所と回数も分かると確認しやすくなります。
通院先、診療科、検査日、医師へ伝えた内容、処方薬を一覧にします。病院を変えた場合や、通院を途中でやめた場合は、その理由も残しておくと確認しやすくなります。
生活と仕事への支障を具体化する
事故前にはできたが今はできないこと、家族の助けが必要な場面、仕事の変更、働く時間が短くなったことなどを、毎日の事実として記録します。
仕事を休んだこと、仕事の場所や内容が変わったこと、退職、収入が減ったことがある場合は、会社との連絡、給与明細、勤務記録を保存します。自分の感じ方だけでなく、病院の記録との関係を確認することが大切です。
後遺障害の手続と示談を分けて確認する
自賠責保険では、事故との関係があり、将来も回復が難しいと医学的に認められる障害について、後遺障害による損害を請求できる場合があります。認定(認められること)は医師の診断書などをもとに行われます。
保険会社から示談(相手と話して決めること)を求められている場合は、体の悪いところ、病院へ行った流れ、後遺障害の手続がどこまで進んでいるかを確認します。名前を書く前に、書かれていることと期限をまとめてください。
よくある質問
よくある質問
交通事故のよくある質問
痛みやしびれが残れば後遺障害になりますか?
症状が残るだけで自動的に認定されるわけではありません。事故との関係、治療経過、医学的な所見、将来の回復見込みなどを資料から確認します。
症状を医師へうまく伝えられない場合は?
体の悪いところ、何回くらい起きるか、悪くなる動き、仕事や生活で困る場面をメモして、病院で伝えます。通訳(ことばを訳す人)がいた場合は、そのことも記録してください。
後遺障害の結果が出る前に、示談してよいですか?
示談(相手と話して決めること)のあとでは、追加でお金を求めることが難しくなる場合があります。体の悪いところが残っているときは、病院のことと後遺障害の手続が、示談案にどう書かれているかを確認してください。
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