給料未払い・会社倒産

#労働問題労働問題相談前の準備

会社が倒産・閉鎖して給料が未払いになった外国人労働者へ

この記事の要点

会社が営業をやめた、連絡が取れない、倒産手続が始まった場合でも、未払い賃金について確認できる制度や手続があります。会社の状態を推測だけで決めず、退職日と資料を整理してください。

この記事は、法律に関する一般的な情報をまとめています。個別の事情に対する法的判断や見通しは、資料や経過を確認する必要があります。

監修・執筆: 近藤 良 · 広島弁護士会所属

登録番号 68207

更新日:

閉鎖された工場の前で、給料の未払いを表す空の封筒を持つ労働者のイラスト

会社の現在の状態を確認する

会社が一時的に休業しているのか、事務所を閉鎖したのか、破産などの法的手続が始まったのかを、分かる範囲で分けます。会社、代表者、破産管財人などから届いた通知は保存してください。

同僚から聞いた話だけで倒産と決めつけず、会社名、所在地、最後に連絡できた日、現在分かっている情報を整理します。連絡が取れない場合も、その履歴を残してください。

退職日と未払い賃金を整理する

未払賃金立替払制度には、事業主や退職時期などの要件があります。制度を利用できるかを確認するため、退職日、給与の支払日、未払いになった期間を正確に整理します。

雇用契約書、給与明細、シフト表、タイムカード、銀行の入金履歴、離職票などを集めます。正確な未払い額が分からない場合は、約束された金額と実際の入金を分けてください。

手続の期限を早めに確認する

未払賃金立替払制度(会社が払えない給料を一部助ける制度)は、すべての未払い賃金を全部払う制度ではありません。対象となる給料、期間、請求期限などに条件があります。使えるかは確認が必要です。

倒産に関する通知、退職日、最後の給与支払日を相談時に最初に伝えてください。在留資格、住居、生活費への不安がある場合も、別の問題として一緒に整理します。

よくある質問

よくある質問

労働問題のよくある質問

会社と連絡が取れなくても相談できますか?

連絡が取れない場合でも、会社名、所在地、代表者、最後に連絡した日、未払い期間を確認できます。電話、メール、メッセージの履歴も残してください。

未払賃金立替払制度で全額が支払われますか?

全額を必ず受け取れる制度ではありません。対象となる賃金、支給割合、上限、事業主と退職時期の要件があるため、資料をもとに該当可能性を確認します。

会社が倒産したか分からない場合はどうしますか?

会社からの通知、事務所の状況、代表者との連絡、同僚から聞いた内容を分けて記録してください。確認できた事実と推測を分けることが大切です。

近藤良への相談・依頼について

Web受付に入力すると、近藤良弁護士へ正式に依頼したことになりますか?

いいえ。Web受付は、近藤良弁護士へ相談内容を知らせるための受付方法です。Web受付への入力だけで、弁護士への正式な依頼や委任契約が成立することはありません。弁護士が入力内容を確認し、追加で聞きたいことがあれば、ご入力いただいたメールアドレスへご連絡します。

相談した内容や個人情報は外に出ませんか?

弁護士には、仕事で知った秘密を守る義務があります。Web受付に入力する情報の扱いは、個人情報取扱方針でも確認できます。

相談料はいくらですか?

Web受付は無料です。法律相談は30分6,600円です。 事件の対応を正式にご依頼いただく場合の費用と進め方は、ご依頼の前に説明します。通訳費用は現在未定です。

日本語が不安でも面談できますか?

日本語以外での相談をご希望の場合は、対応可能な言語や方法を確認のうえご案内します。面談では、内容を確認しながら進め、法律上の説明と判断は弁護士が行います。

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