相続放棄
借金のある相続で放棄を考える外国人が確認したいこと
この記事の要点
相続放棄(相続しない手続)には、相続の開始を知った時からの期間が問題になります。借金だけでなく財産も含めて確認し、財産を売ったり分けたりする前に、死亡日と相続人になったことを知った日を整理してください。
この記事は、法律に関する一般的な情報をまとめています。個別の事情に対する法的判断や見通しは、資料や経過を確認する必要があります。
監修・執筆: 近藤 良 · 広島弁護士会所属
登録番号 68207
更新日:

いつ相続を知ったかを確認する
裁判所は、相続放棄について、亡くなったことと自分が相続人になったことを知った時から3か月以内の申述(裁判所に書類を出して伝えること)を案内しています。死亡を知った日と、相続人だと知った日を記録してください。
期限が近い、またはすでに過ぎているかもしれない場合は、自分だけで諦めず、いつ誰から何を知らされたか、郵便物や連絡記録とともに整理します。
財産と借金を調べる
借金の請求書、ローン、保証に関する書類だけでなく、預金、不動産(土地や家)、保険などの財産も調べます。財産の状況を調べても判断する資料が見つからない場合には、期間伸長(期限を長くすること)の申立て(裁判所にお願いすること)が認められることがあります。
債権者(お金を払ってほしい人や会社)から連絡が来た場合は、請求元、金額、返事の期限、亡くなった方との関係を記録します。内容が分からない書類も全ページ保存してください。
財産を動かす前に相談する
相続財産を売る、引き出す、分けるなどをした場合は、相続放棄への影響を確認する必要があります。すでにしたことがあれば、日時と内容を隠さず整理してください。
相続放棄は家庭裁判所(家族の問題を扱う裁判所)への申述が必要です。亡くなった方の最後の住所、戸籍(家族関係が分かる日本の書類)などの資料、申述する人との関係を確認します。
よくある質問
よくある質問
相続のよくある質問
相続放棄はいつまでに行う必要がありますか?
原則として、亡くなったことと自分が相続人になったことを知った時から3か月以内と案内されています。いつから数えるか、例外があるかは、人によって確認します。
借金だけを放棄して財産を受け取れますか?
相続放棄は、特定の借金だけを選んで放棄する手続ではありません。財産と借金などの全体を見て、ほかの方法も含めて確認してください。
3か月で財産を調べきれない場合はどうしますか?
財産の状況を調べても判断する資料が見つからない場合、家庭裁判所へ期間伸長を申し立てられることがあります。期限前に、調べた内容を整理してください。
近藤良への相談・依頼について
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いいえ。Web受付は、近藤良弁護士へ相談内容を知らせるための受付方法です。Web受付への入力だけで、弁護士への正式な依頼や委任契約が成立することはありません。弁護士が入力内容を確認し、追加で聞きたいことがあれば、ご入力いただいたメールアドレスへご連絡します。
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日本語以外での相談をご希望の場合は、対応可能な言語や方法を確認のうえご案内します。面談では、内容を確認しながら進め、法律上の説明と判断は弁護士が行います。
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