相続・海外関係
海外に相続人や財産がある外国人相続で確認したいこと
この記事の要点
相続人(財産を受け取る人)が海外に住んでいる、外国籍の家族がいる、日本と海外の両方に財産がある場合は、国籍、住所、家族関係、財産のある国を分けて整理します。どの国の法律や手続が関係するかは、人ごとに確認が必要です。
この記事は、法律に関する一般的な情報をまとめています。個別の事情に対する法的判断や見通しは、資料や経過を確認する必要があります。
監修・執筆: 近藤 良 · 広島弁護士会所属
登録番号 68207
更新日:

関係する人の国籍と住所を一覧にする
亡くなった方と相続人について、名前、国籍、死亡時または今の住所、家族関係を一覧にします。海外に住む相続人とは連絡が取れるか、連絡先が分からない人がいるかも確認してください。
戸籍、出生証明書、婚姻証明書、死亡証明書など、家族関係が分かる資料を集めます。外国語の書類は、発行国、発行機関(書類を出した場所)、原本と翻訳があるかを記録します。
日本と海外の財産を分けて整理する
預金、不動産(土地や家)、保険、会社の持分、借金などを、日本にあるものと海外にあるものに分けます。金額が分からなくても、銀行名、場所、書類の保管場所を一覧にしてください。
外国人・海外に住む人も、日本国内の不動産を相続した場合は相続登記(国に名義を登録すること)の申請義務の対象になると法務省が案内しています。登記名義、受け取ったことを知った時期、遺産分割(財産を分けること)の状況を確認します。
使える制度と必要書類を確認する
法定相続情報証明制度(相続に使う家族関係の証明制度)を使えることがあります。ただし、亡くなった人や財産を受け取る人が日本国籍を持たず、戸籍などの公的な書類を出せない場合は使えないと案内されています。使えるかを先に確認してください。
相続人の間で話合いがつかない場合は、遺産分割調停(裁判所で話し合う手続)などが問題になることがあります。海外に住む人がいる場合も含め、連絡状況、争いの内容、期限を相談時に伝えます。
よくある質問
よくある質問
相続のよくある質問
海外に住む相続人がいても遺産分割できますか?
海外に住んでいるだけで、すぐに手続ができなくなるわけではありません。ただし、本人確認、住所や家族関係の証明、書類の送り方などを確認する必要があります。
外国の出生証明書や婚姻証明書も残しますか?
家族関係を確認する資料になる場合があります。原本を変更せず、発行国、発行機関、取得日、翻訳の有無が分かる状態で保存してください。
外国籍でも法定相続情報証明制度を使えますか?
亡くなった人や相続人が日本国籍を持たないなど、必要な戸除籍謄抄本を出せない場合は制度を利用できないと法務局が案内しています。家族関係と書類から確認します。
近藤良への相談・依頼について
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いいえ。Web受付は、近藤良弁護士へ相談内容を知らせるための受付方法です。Web受付への入力だけで、弁護士への正式な依頼や委任契約が成立することはありません。弁護士が入力内容を確認し、追加で聞きたいことがあれば、ご入力いただいたメールアドレスへご連絡します。
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日本語が不安でも面談できますか?
日本語以外での相談をご希望の場合は、対応可能な言語や方法を確認のうえご案内します。面談では、内容を確認しながら進め、法律上の説明と判断は弁護士が行います。
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